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待ちに待った「チクチクパック☆」が届きました。
水通し・柄合わせ・裁断・しるし付け(へら付け/糸しるし付け)が済んだ 後は縫うだけ状態になっている・・・和裁初心者にやさしいパックです。
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箱の中身は・・・。
・ 木綿のセット
・ 説明書
・ こだまさん手作りのティッシュケース(可愛い〜うれしかったです)
一枚づつクリップで紙がとめてあるの。親切ですねぇ〜。 |
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ここで・・・?
表・裏はどうなんだろう。ふむ。
中表にしてあるとして、紙が留めてあるほうを裏と考えて進める。
織物なので、表裏は全てを揃えたら結果オーライ!なんだ◎ |
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糸印もわかりやすく色糸です。 |
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教科書は「着物の仕立て方」とゆかたの仕立て方の「コピー」
もう何度も読み、頭の中で何枚も仕立てて来たのに
実際に取り掛かるとなると、もう一度読み直しちゃいました。 |
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へら線が見えにくい時は、2〜3日で消えるチャコを使うと便利ですね。 |
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まずは、袖下!
外表に合わせて、端から5ミリ程のところを端から端まで縫います。
糸は、クネクネなのでアイロンあててから使います。
縫えたら→アイロン→キセを掛けてアイロン→ひっくり返してアイロン! |
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これが、裏なんです。
この縫い方って、洋裁の袋縫いですよね。 |
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袖の丸み型・・・ティッシュの箱で作りました。
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続いて・・・袖下〜丸み〜袖口まで。
丸みの部分は、縫い目を細かく。
その外側にぐし縫い→引っ張れるように糸を出しておきます。
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縫い目より2〜3ミリ内側に型紙を合わせて置く。
ぐし縫いの糸を引っ張り丸みを出す!
やりにくい・・・▽
袖下と袖口までの直線にキセをかけてアイロン・・・しといて
それから糸を引いたら出来ました。
アイロンでギュ! |
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引っ張った糸を玉止め。
グシグシしたところをザクザクと止めていく。 |
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ひっくり返してアイロン!
上出来・・・だよね◎ |
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袖下(ふり側) こんな感じになります。 |
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袖口を三つ折くけ縫いします。
まち針だけだとアイロンがしっかりかからないので、仕付けをしました。
これだと、三つ折くけ縫いもやりやすい。
三つ折くけ縫いと奥まつりは同じ? |
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たいへん上手に出来ました◎
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袖はひとまず・・・ここまで!
久し振りの針仕事で、ちょっと肩こり▽
ここまでの所要時間は、3時間でした。 |
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今日は、コレの出番です。 長〜い長い直線は、ミシンでいいよね。 だって・・・洗濯機で回すんだからミシンのほうが強くていい◎ 手縫いとミシン縫いの違いって、後で解くときの手間の違いらしい。 て事は、ミシン縫い解くの得意?だもん。(それって洋裁下手じゃん) そ〜かも・・・。 |
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まずは、背縫い! 背縫いの糸印が仕付けと一緒になってる(2枚が綴じ付けてある)ので ずれないからいいですね。 |
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印の上と、端から2mmのところの2本縫い。 |
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衿あきを右に裾を左にして、手前に折り2mmのキセでアイロン! 広げてアイロン。 |
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開いたらこんな感じになります。 2枚一緒に耳ぐけで留めます。 |
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繰り越しあげを縫う! 繰り越しあげは、衣紋をぬく為に、衿肩開きを背中側に寄せる事により
出来る前後の差の調節の為のものです・・・たぶん・・・。
チクチクパックの糸印を見ると?
前身頃・後身頃の両方に付いてる。ふむ。 伺うと「下がこすれて破れた時や、背の高い方にキモノを譲った時に、 解いて直せるようにする為」だそうです。納得、グッドアイデアですよね! 縫ったら裾側に折り、キセをかけてアイロン、広げてアイロン。。 |
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広げたらこんな感じ。 |
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表はこんな感じ・・・ずれてるが気にしない! |
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脇縫い! 縫えたら、前身頃側に折り、キセをかけてアイロン、広げてアイロン。 表から・・・前後の両方に繰り越しあげあり。 |
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脇縫いの一番上の部分(身八つ口の下側)の縫い止まりに 力布をつける。 |
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袖つけ縫い代は、5ミリにして折ってアイロン。 身八つ口に向っての後身頃の縫い代はこれでいいのだろうか・・・ 違ったとしても自分のだからこのままススム。 |
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耳ぐけで留める。 |
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繰り越しあげの下に、一目落としをする。 |
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表からだとこんな感じ。 |
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おくみをつける。 縫えたら、おくみ側に折り、キセをかけてアイロン、広げてアイロン。 *ここでおくみを身頃に耳ぐけしてとめます* 忘れてしまって・・・後でとめました。ふふふ。 |
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衿つけ線で、おくみと前身頃の2枚が重なってるところに仕付けをかける。 |
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裾。 片側が見本をしてやってあるので参考にする。 裏側から角をつまんで縫う。 |
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ひっくり返す。縫い代をきれいに折りたたむ。 これを三つ折にするので、縫い代の半分まで縫う。 つま下〜裾〜つま下までを三つ折ぐけにする。 あまりにも長いので、ミシンでステッチ掛けちゃいたい衝動に駆られる。 |
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ちょっと曲がってる?かも。 |
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こんなもんでしょう。 よく頑張りました。 |
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共衿の端を折ってアイロンをかける。 |
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衿(表)の上に共衿(表)を置き、衿山を合わせ共衿付け位置を決める。
縞柄だと、縞が合ってるのでわかりやすい◎ |
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衿と共衿の合わせ位置をずらさないように、共衿を開き、裏を上にする。 |
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付け位置(赤い糸印)から1センチ縫い代側を縫う! |
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付け位置から元に戻し・・・アイロン!
もう一方も同様に付ける。 |
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衿と共衿が重なった状態で、衿付け位置から4ミリ内側に
アイロンで折り目を付ける。 |
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身頃と衿を付ける。
片側の衿付けは細かい目で付ける。
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付けたら・・・こんな感じ。
手縫いです。
力布付けるの忘れました!ふぅ〜ぅ。
力布は、入っているので、
衿肩開きの切り込みのところに補強として付けてください。 |
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衿芯!
本には、共布またはさらし木綿でとあったがないので、木綿のあまり布。
今は、三つ衿芯はチクチクパックの中に入っています。 |
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衿芯の端と衿の縫い目を合わせて、衿付け縫い代に縫う。
手前が衿です。 |
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衿付けの4ミリ内側に付けた折り目から折り返す。 |
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内側はこんな感じ。 |
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衿の縫い付けてない側を印どうりに折ってアイロン。
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出来上がり幅に折る。(外表) |
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衿先の始末をする。
外表のまま衿先の印から1cm下に折り線を付ける。 |
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衿を開き中表に折り、中表にする。 |
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折り線を付けた上を縫う。 |
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衿先から折り、表衿に針目を出さないように縫う。 |
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ひっくり返すとこんな感じ。
所要時間3時間です。 |
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ここまできて気が付いた。
おくみがヒラヒラしてる?
とめるの忘れてました・・・はぁ〜。
耳ぐけでとめます。
本当は、おくみを付けた時点で縫い付けます。 |
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衿幅に折って、くけ縫いでとめます。
無茶苦茶ぁぁぁぁぁぁ長いぃぃぃぃぃぃ疲れた▽ |
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形になってきましたね。
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袖付けの印より2ミリ内側にアイロンで跡を付けておく。
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折りこんだら・・・こんな感じ。
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身頃と袖を中表に合わせて印どうりにピンを打つ。
袖の縫い代は開いてもよし、開かなくてもよし・・・らしい。
開きました。 |
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縫い始めは力布を付けます。
どんどん・・・どんどん・・・縫いすすんだ頃、気が付く。
「糸は2本どりで・・・」 えっ!そうなん?
しょうがないので、縫い戻り2度縫いした。
アイロン跡で折り、アイロン!
袖の縫い代を耳ぐけする。
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いしき当てを付ける。
所要時間3時間。
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どうにか・・・出来上がりました。
なにはともあれ、感激です!
全ての所要時間18時間くらいでした。
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着たらどんな感じでしょう。
【チクチクパック☆の感想】
とてもおもしろかったです。
和裁の大変さがよ〜くわかりました。
いったいどうやって合わせるのか皆目検討もつかない柄合わせ・なかなか
踏ん切りのつかない裁断・一番大変な印付けが済んでるんですよ。
ありがとうございました。
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