染織こだまプレゼンツ |
木綿の着物 |
愛してやまない もめん |
これほど心地よく、普段使いに適した着物があるだろうか。 | | | その後、 半着になった鰹縞君。 | 染織こだま、木綿売りの原点 木綿の着物 水通し実験 稚拙な方法でしたが、 家で洗えて・丈夫で・安い。 おまけにオシャレな着物は、ここにあった。 と、発見したエピソードです。 実験開始 | 染織こだまが、普段着の着物に共鳴したこと。
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実験前データ |
幅 36.0cm 長さ 11.60cm
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![](img090.jpg) @、加工前の反物
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![](img091.jpg) | ![](img092.jpg) | A、まず、5時間水につけました。 | B、糊出しのために、3度押し洗いしました。 |
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![](img093.jpg) C、巻き芯に巻き、バスタオルで水気を取りました。
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![](img094.jpg) D、写真のように干しました。
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![](img095.jpg) E、半乾きの状態で、布目を整えながらアイロンをかけました。
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![](img096.jpg) F、出来上がりです。とっても心地よい風合いが出ました。
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※色が変わったわけではありません、撮影時間や場所によるものです
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実験前データ |
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実験後データ |
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加工業者による
湯通し後データ |
幅 |
36.0cm |
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幅 |
36.0cm |
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幅 |
36.0cm |
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長さ |
11.60m |
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長さ |
10.84m |
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長さ |
11.22m |
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上記のように、幅はいずれも変わりませんでした。 また、色落ちもありませんでした。 ただ、長さが縮んでしまいます。
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そこで |
当店では、縮めても着物にできる生地をご用意しています。 この生地を、家庭でも扱いやすいように、おもいっきり縮めてお仕立てしています。
(※現在は、この実験当時の2002年よりも更に丁寧な行程となっています)
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※浜松木綿に関しましては、大人の着物は出来ません。
上っ張りや半着・羽織・子どもの着物・手作りの帯など、
着物まわりを充実させるアイテムをオススメしています。 |
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以上、このように結論が出ました。 |
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洗い方によって1、2cmの縮みが出ることがありますが、着用中に長さは回復します。
もっとも、強力コインランドリー&乾燥機を使用された場合などは、うんと縮んで
回復しないことがあります。ご注意下さい。 |
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初めてこの実験を掲載したのは2002年。 まだまだ木綿への認識が薄い頃でした。 あれから全国各地の木綿に、改めて光が当たってきた ことはまるで我がことのように嬉しく思います。 自ら着用し、すり切れるまで着倒し、使用感を実感して お届けしている「こだまの木綿」。 着る者の目線を大切に、これからも研究を続けます。 |
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普段着の着物マガジン「七緒vol.4」に、当店での水通しの様子が掲載されています。 (28〜34ページに記載) 七緒スタッフの方が実際に着て、洗濯をされた模様もご覧下さい。 (50〜51ページに記載) |
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